株式投資
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【投資判断指標(PER, PBR, ROE)の解説と有効利用】
投資判断指標の有効な利用方法 |
投資指標の理解は株式投資を行ううえで非常に重要です。PER、PBR、ROEなどの指標を理解し、投資判断の一つとして有効利用しましょう。指標は主に中長期の投資に役立ちます。
ここから、解説した指標を利用しての投資判断基準を計算します。
(ご注意) 個人的な判断方式です。この方式を利用して損失しても当サイトでは一切責任を負いません。
まず、投資したい企業の同業他社の財務諸表を手に入れます。
そして、それらの企業の指標値をピックアップします。
以下の表に当てはめてみて、その合計値の高い順に投資候補として絞っていきます。
※この指標判断は一般事業会社の基準値に基づいています。そのため、業種によりすべてEになる業界もあり得ます。
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A(5ポイント) |
B(4ポイント) |
C(3ポイント) |
D(2ポイント) |
E(1ポイント) |
PER |
5未満 |
5以上10未満 |
10以上15未満 |
15以上20未満 |
20以上 |
PBR |
0.5未満 |
0.5以上1未満 |
1以上1.5未満 |
1.5以上2以下 |
2以上 |
ROE |
15以上 |
10以上15未満 |
5以上10未満 |
2以上5未満 |
2未満 |
投資候補が絞れたでしょうか?
ポイントがもの凄く良かった会社は何らかの事情により株価が異常に下落している可能性があります。
必ず、その会社の近況を調べて投資しましょう!
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投資判断指標の解説
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株価収益率 PER(Price Earnings Ratio) |
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算出式:
株価 ÷ 一株あたりの利益
一株あたりの利益は、「利益 ÷ 発行済株式数」 で算出されます。
PERが高いということは、利益がたいして上がっていないのに株価が上昇していることを示しています。逆に、低いということは、利益の割には株価が割安であることを示しています。
この指標は業界内での相対比較に用いられます。
10倍以下であるとかなり割安でですが、株価が異常に低下している(会社が危機的状況にある)ときPERが小さくなりますので、ご注意ください。
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純資産倍率 PBR(Preice Book-Value Ratio) |
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算出式:
株価 ÷ 一株あたり純資産
純資産とは資本金に資本準備金を合わせたものです。貸借対照表上では資本の部というところに相当します。
一株当たりの純資産とは、今この会社を清算した時、一株につき幾ら貰えるかということです。
これを株価から割ることで、株価が1株あたり株主資本の何倍まで買われているかを確認することができます。
PBRが低い会社は割安と判断することが出来ます。
付加価値を持つ企業はこのPBRが高めになります。その理由は、会社が持っているのはお金だけではなく、特許・人材・ノウハウなど、金銭的に評価できない部分があるからです。
1倍以下が割安とされていますが、単純に注目されていないだけの可能性があります。
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株主資本利益率 ROE(Return On Equity) |
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計算式:
税引き後利益(当期利益) ÷ 株主資本
資本金をどの程度有効活用しているかを判断する指標です。
ROEの高い企業は株主資本を有効に使っているということになり、「買い」と判断されます。一時のネットバブル企業はこの数字が低い傾向にありました。
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自己資本比率 |
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計算式:
資本金 ÷ 総資産 = 自己資本比率
当該企業の健全性をあらわす指標です。
高ければ高いだけいいといえますが、これも業種により水準にバラツキがあります。同業他社の比較に利用します。
製造業は、設備資金が沢山必要ですので、この比率は低めです。
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