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【株式、証券会社の投資初心者向け入門講座 〜税金についての知識〜 】


税金についての知識

あなたが売った株を買って利益が出た場合、税金を払わなければなりません。
株を売って得た利益(これをキャピタルゲインといいます)や株主への配当には税金がかかります。
ここではこの税金について説明していきます




キャピタルゲインへの税金


この利益には税金がかかります。
特定口座を作る時、源泉徴収「あり」,「なし」を選択したと思いますが、「あり」を選択した場合には,税の計算から納税まで証券会社が行ってくれます。
この税金は通常20%(所得税15%+住民税5%)なのですが、より多くの人に株式投資に参加してもらおうという狙いのもと、平成19年末までは特例として10%(所得税7%+住民税3%)となっています。今はかなりお得なわけです。

「なし」を選択した場合には、証券会社から送られてくる取引報告書を元に翌年の2月中旬から3月中旬の確定申告の時期に申告をする必要が生じます。



配当への税金

3月決算の場合3月31日に株主権利を持っている人に、持っている株数に応じて配当がもらえます。配当は株主指定の銀行口座に振り込まれるか、または配当金受領証が自宅に郵送され、それを金融機関に持っていくと配当がもらえます。総合口座で源泉徴収「あり」を選択していれば、税金が配当から差し引かれるため確定申告の必要はありません。源泉徴収なしを選択していると確定申告する必要が生じます。

配当にかかる税金はキャピタルゲインと同じですが、特例の期間が平成19年3月31日までですので、注意してください。

ちなみに3月31日に株主権利を持っているためには、それまでに土日が含まれない場合3月27日に約定する必要があります。特に土日を含んで時には前にずれるので注意してください。




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